今回の特別講義でアルフォンス・デーケンさんの名前を初めて知りました。外国の方なので、英語が苦手な私は理解できるのだろうかと不安でしたが、デーケンさんは上手な日本語で話してくださいました。
私が一番印象に残っているお話は「笑顔は患者様の励みになる」ということでした。私は以前一週間ほど入院したことがあります。そのときに担当してくれた看護師さんは笑顔の素敵な方で、退院して何十年経った今でも思い出すことがあります。入院していた頃はまだ幼かったため、励みになっていたかどうか考えることはなかったのですが、今思うと入院生活を支えてくれていたのだと感じ、感謝の思いでいっぱいになります。今度看護者の立場になったときに、少しでも患者様の苦痛や不安が緩和されるように日常生活の中で「よく笑う」ことを心がけていきたいと思いました。
次に印象深かったのは、デーケンさんはユーモアを大切にしていることでした。配られた資料には「ユーモアとジョークは違います。ジョークは頭のレベルの技術です。他人をジョークでからかったら、相手は傷つきます。一方、ユーモアは心と心の触れ合いです。人と人のコミュニケーションを円滑にします。」とありました。ユーモアがあることで人間のストレスを緩和できるし、ユーモアは「心の安全弁」という表現をしています。たしかにその通りだと共感しました。相手に対する思いやりとして、ユーモアを身に付けていきたいです。デーケンさんのお話の中にもユーモアあふれる表現がたくさんあり、最後まで楽しく聞くことができて、私もデーケンさんのようにお話できる人になりたいと思いました。
12 月から3年生の終わりまで実習の日々ですが、終末期の患者様を担当させていただくことがあると思います。今は終末期の患者様への看護に対して、とても不安です。死を目前とした患者様に私ができることはどんなことなのか、まだ想像がつきません。だからこそ今回の特別講義のように「死生学」につい
てのことや、文献を見てもっと終末期医療について学習していきたいと思います。今はまだ私にできることは少ないですが、看護の知識を活かしていかに安楽で不安が少なく過ごしていけるかを追求しながら、学習を進めていこうと考えています。
今回特別講義をしてくださったアルフォンス・デーケン様、たくさんの学びをありがとうございました。
これから看護師を目指すうえでの参考にさせていただきます。