スクールライフ

2010年9月29日~10月1日 第37回国際福祉機器展H.C.R.2010を見学して 48回生K

 今回、ビックサイトで各種最新の福祉機器を見学しました。色々とあって、実際に使ったりして本当に為になりました。

 まず、韓国館のブースにあったアイソトニックという機器です。視覚障がい者の為に白杖の取手に付けるもので、前方の障害物を自動で認知・振動で情報を知らせるものです。眼をつぶってみると、ブルブルっと地面でも鳴り、すごく安心した気持になりました。真っ暗の中で日常を送っていることはとても不安だと思うし、出かけることも怖くなると思います。外出時、この機械があれば心強いと思いました。
 次は、ホイールチェアビークルという乗り物です。自動車でもなく、バイクでもない、でも見た目はバイク。車いすに乗ったまま、簡単なレバー操作で、リチウムイオンをバッテリーとするEV車で気軽に目的地まで移動できるものです。車だと車いすからの移乗など大変そうですが、これだとレバーを上げて車いすを定位置にロックし、出発できるので、行動的な方にはピッタリだと思いました。欠点は航続距離が25㎞なので、もう少し長くなるといいのかなと思いました。旅行やツーリングなど楽しそうだと思いました。
 食事のブースで各社様々な試食をしました。主に高齢者および咀嚼、嚥下機能の低下した方向けの新ソフト介護食でした。離乳食と同じでしたが、味付けは美味しくいただけました。何を重要視しているのかというと、色や形、香りだということでした。ミキサー食ではメニューの変化がつけづらく、見た目が地味で食欲がわきにくいなどの欠点がありました。それを改善し、例えば鮭なら、素材の皮や骨など取り除き、再形成し、素材そのものを食べている食感や風味を忠実に再現していました。飲み込みやすさに加え、何よりも食べることの喜びを十分に感じられるそうです。本当に口の中に風味が広がり、生臭さもしばらく残っていたのでびっくりしました。見た目はかまぼこの様ですが、料理バリエーションが照り焼きやフライ、チャンチャン焼きなど、魚と一緒なので、介護する側も作りがいが出ると思いました。
 最後に私は、開場内を見て回る中、障がいを持った方と沢山すれ違いました。皆さん、自らのQOLを高めるために、熱心に見学していました。その姿を見て、何が必要なのか観察し、必要な援助を進んで考えていきたいと思いました。

[ 2011年01月17日 UPDATE ]
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