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神経精神科日誌

2025年10月25日(土) 院内バレーボール大会

2025年 バレーボール大会 手記

-----Deuceが続く----- 掌が湿り、胸の鼓動は止まらない。対岸のコートが沸き後に訪れるのは深い静寂。コート内の全ての人間が信じている-----仲間、勝利-----

笛が鳴り、運命が打ち込まれてくる。必死に食らいつき、戦いを終わらせない。

応援の力も借りて苦しみを超えて追い越し、エースに繋ぎ切り、エースが右手から火を噴く。生まれるのは歓喜の輪であった。

 

2025年も我々は挑ませてもらった。仲間を信じて、去年を超えるため。去年の仲間に加えて、新しい仲間も含めて戦いに挑んだのであった。どのチームも強かった。簡単な試合は1試合もなく死闘の連続であった。だが、我々は今年も決勝トーナメントへの切符をつかみ自らの強さを証明した。

 

そして決勝トーナメントでは準決勝で敗退して3位決定戦に今年も回った。

1セット目を落として、2セット目はなんとか取り返す。そして運命の3セット目。

 

Deuceが続く激戦の中で互いの実力は拮抗していたが、エースの炎のアタックにより最終的には勝利を収めた。我々は自身の限界を乗り越えたのであった!

 

-----医師、看護師、ソーシャルワーカー、心理士、作業療法士、薬剤師、事務-----どこが欠けても勝利はなかっただろう。限界を超えられることを証明した我々は今日も医療という戦場で戦う。我々の旅は-----終わらない-----

 

文責 多田 裕治(しあわせドラッガーズ2 キャプテン)

2025.10.31公開