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理事長あいさつ

  • 理事長 吉田 象二
    理事長 吉田象二

旭中央病院は、1953年に地域住民の健康を自らの手で守り、国の皆保険制度実現に協力することを目的に旭町他8ヵ町村(現旭市)により開設され、以来自治体病院の模範となるべく「すべては患者さんのために」という理念のもと、医学的にも、経済的にも、社会的にも適正な地域医療の実践に心掛けてまいりました。開院66年目を迎えた現在では市立病院としての役割に加え、千葉県北東部から茨城県南部におよぶ半径30km圏内の中核病院として、年間7,731台の救急車受け入れ件数(2018年度)に象徴される救急医療をはじめ、多くの使命を担っております。

また近年では2011年の新本館建設を柱とする再整備事業により、建物の免震耐震化、患者導線にあわせた診療機能の再編成、最新設備や機器の導入による高度医療部門の充実が図られ、地域の基幹病院としての機能が大きく向上しました。さらに、2016年4月の地方独立行政法人移行により、病院運営においても公共性、経営の透明性、自主性が強化され、地域の皆さまのニーズにより柔軟に、迅速に対応することが可能となりました。本年が最終年度となる4年間の中期計画のもとで病院運営をすすめておりますが、手術支援ロボット「ダビンチXi」、最新鋭の放射線治療装置、PET/CT装置、TAVI(経カテーテル大動脈弁植え込み術)といった最先端技術の導入に加え、今年度は指導医クラスを含む20名の常勤医師増員により診療機能充実を図るなど、それらを可能にする経営基盤の強化とともに、独法の利点を取り入れた効果的な運営に取り組んでおります。

一方で、急速に進む少子高齢化、人口減少、それに伴う国の財源不足など激変する社会環境を背景に、医療界でも2025年に向けた大きな変革が予想されております。当院では、このような医療環境の変化に対しても地方独立行政法人のメリットである迅速性、柔軟性を最大限に生かしながら、地域や時代の要請に応じた医療介護サービスを展開してまいりたいと考えております。

皆さまには引き続き、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2019年4月