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救急受診について

救急体制の仕組み

救急医療の仕組み

地域の救急医療を守るため、2025年10月1日より新たな仕組みがスタートします。
内容は以下の通りです。

 
  • 救急車の受け入れ要請があった場合、旭中央病院は受け入れ100%を目指し、万全の体制を整えます。
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  • 救急初期診療は旭中央病院で行います。
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  • 病状によって、3日以内を目安に地域の病院に転院する場合があります。
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  • 患者さんが安心して治療を受けられるよう、旭中央病院の専門診療科での継続治療と、地域の病院における一般内科・外科などの標準治療を円滑に進めるため、連携を図ってまいります。

  • 地域全体で救急医療を持続可能にするため、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

    救急外来を受診する皆さんへ

     当院は24時間365日、救急患者を診療する体制を整えております。ただし、休日・夜間などの時間外は人手が少なく可能な検査・処置も制限されます。
    救急外来では、通常の外来診療を行っているわけではありませんので、以下をご一読いただき、一般外来との違いをご理解いただきますようお願い申し上げます。

    救命救急最優先です。
     診察後に緊急性が高いと判断した時は必要な検査や手術はすみやかに行います。
    そうでない場合は、検査も含め必要と判断された診療のみ行いますので、必ずしもご希望通りの診療を行えない場合があります。
    緊急性の低い方は、平日・日中の一般外来を受診いただきますようにお願いいたします。
    診察の順番は重症度順です。
     救急外来では重症度に応じて診察の順番が決まります。そのため受け付けの順番と診察の順番が異なり、診察までに大変お待たせする場合があります。
    初期診療は当番医が行います。
     診察は当番医を中心に行います。診察した医師が必要と判断した場合に、専門診療科による診察を行う場合もあります。
    また、当院は臨床研修指定医療機関となっていますので、診察は研修医が行うことが多く、この点も合わせてご理解いただきますようにお願いいたします。
    お薬の処方は必要最小限となります。
     お薬は症状に応じて必要最小限の処方となり、緊急処方するものに限られておりますので、ご希望のお薬を処方できない場合があります。
    なお、診察なしでお薬を処方することは、法律上禁じられています。
    その他
     医師が診察の結果、当院に緊急入院の必要がないと判断した場合は、入院のご希望に添いかねます。また、病床等の状況により他院を紹介する場合もありますのでご理解いただきますようお願いいたします。

    小児科診療について

    1. 平日午前の一般外来(受付8:00~11:00)以外の小児患者さんの診療は原則的に救急外来で対応しています。平日11:00~17:00は、全科当直医が小児の診療を担当し、小児科医は呼出しに応じて診療致します。
    2. 休祝日の日中(8:30~17:00)は小児科医が救急外来に常駐し内科系小児患者さんを診療いたします。
    3. 平日、休祭日とも17:00~は、小児科医は救急外来に常駐致しません。
    4. 令和6年4月~小児科単科の当直制を廃止するため、21:00~小児科医は院内に常駐しておりません。小児科医が院内に常駐していない時間帯では、全科総合当直医が小児患者さんの初期診療にあたり、患者さんの病状により小児科医が呼び出される(オンコール)体制になっています。
    5. 2025年4月~

        日勤帯(8:30~17:00) 夜勤帯(17:00~翌朝8:30)
      平日 小児科医常駐なし(呼出対応) 小児科医常駐なし(呼出対応)
      休祭日 小児科医常駐あり 小児科医常駐なし(呼出対応)

      救急外来には、北は茨城県鹿嶋市、南は大網白里町や八街市から小児患者さんが受診されます。特にインフルエンザシーズン、ゴールデンウィーク、年末年始などには、患者さんが集中し診察待ち時間が5時間を超えることがあります。また、緊急性の高い患者さんを優先的に診療するため受付順と診察順が異なる場合もあります。待ち時間の短縮には最大限努力をしておりますが、様々な事情で長くなることがあることをご了承ください。

          

      救急外来にご紹介いただく医療機関の皆さんへ

       いつもご紹介いただきありがとうございます。救急外来にご紹介いただく場合には、担当科へ紹介状とともに電話連絡をしていただくようにお願いいたします。生命にかかわる重篤な患者さんの場合は救命科に直接、ご連絡ください。また、緊急性が低い患者さんの場合は、休日・夜間などの時間外は人手が少なく可能な検査・処置も制限されるために、日中の一般外来にご紹介いただくようご理解・ご協力をお願い申し上げます。

      時間外選定療養費について

       当院では、緊急性の低い軽症の患者さんが時間外に当院救急外来を受診された際に、"時間外選定療養費"として、保険診療分とは別に5,500円(税込)をご負担いただいております。
      ご負担いただく場合の要件は次のとおりです。

      • 対象者: 当院救急外来受診者のうち、軽症の患者さん(ただし旭市民ならびに15歳未満の小児を除く)
      • 対象となる時間: 平日18:00~翌日07:59、土曜・日曜・祝日および年末年始の全日
      • 「軽症」の定義: 検査・処置等の必要がなく、医師による診療のみの場合
        または、診療と投薬のみの場合
      • 負担金額: 時間外救急外来受診1回あたり、一律5,500円(税込)
        ※別途、時間外加算等は無し
      • 負担適用外となる場合:
        1. 当院医師から、「受診中の病気で症状が悪化した場合には救急外来を受診するよう」指示があった場合
        2. 当院医師から、注射・処置等のため、救急外来受診の指示があった場合
        3. 他院から救急外来受診のための紹介状を持参した場合
        4. 診療後入院となった場合、または入院の必要性があると診断された場合
        5. 緊急性があると医師が判断した場合
        6. その他、病院長が負担適用外と認めた場合

      ご利用の皆様には何卒ご理解とご協力の程お願いいたします。

      初診時選定療養費について

       平日(8:00~17:59)に紹介状を持たずに救急外来を受診された場合、初診の患者さんには "初診時選定療養費"として、保険診療分とは別に7,700円(税込)をご負担いただいております。 ただし、救急車での搬送や直接入院となった場合はこの限りではありません。
       平日(8:00~17:59)は、なるべくかかりつけ医や診療を行っている医療機関を受診していただき、必要に応じて当院へ紹介していただくようお願いいたします。

      近隣の救急医療体制について

       日曜日や祝日に急に病気になったときの為に各市町村で診療を行なっている医療機関があります。
      なお、土曜日は多くの医療機関で診療を行なっています。直接各医療機関にお問い合わせください。
      以下に一部をご紹介いたします。