放射線科

CT室について

CT検査は、人体の周囲を回転しながらX線を照射し、透過したX線をコンピュータで解析することで、体の断層画像が得られる装置です。CTの登場は放射線診断の画期的な向上をもたらしましたが、さらに近年ではマルチスライスCTが開発され、短時間に広範囲かつ精密な画像を撮影することが可能となりました。また、血管や病変をより鮮明に映し出す目的に造影剤を使用する場合があります。造影剤を使用することで、病気を見つけやすく、病気の性質を調べたりすることができます。

当院の装置

当院では、
16列マルチスライスCT 1台:(シーメンス社製 SOMATOM Emotion 16)
32列マルチスライスCT 1台:(シーメンス社製 SOMATOM Difinition AS OPEN)
64列マルチスライスCT 1台:(東芝社製Aquilion64) 
360列エリアCT1台:(東芝社製 Aquilion ONE)
の合計4台を有しております。

320列ADCT(Aquilion ONE)

320列ADCT(Aquilion ONE)

320列CTは、2009年 7月より使用を開始しています。
 この装置は、320列の面検出器を搭載することで、16cmの範囲を0.5mmの画像収集を行い、一回転を最短で0.35秒で撮影できます。

  • テーブル移動のないボリームスキャンにおいては、体軸方向に最大160mm幅の撮影が可能となり、脳や心臓などの臓器全体を撮影することができます。
  • ヘリカルスキャンでは、胸部から骨盤の撮影範囲を約6秒(標準モード)で撮影でき、一回の息止めでの撮影が可能です。
  • 画像再構成AID(エイダー)3Dの搭載により、低線量撮影時に発生するノイズを大幅に改善し、従来に比べ低い線量での検査を可能としました。

マルチスライスCTの大きな特徴

短時間に広範囲かつ精密な画像を撮影することが可能となりました。この装置の細かい体軸方向の分解能が得られる利点を生かして、視覚的にわかりやすい立体画像の作成や診断精度向上のための再構成画像の作成も行っています。また、大規模でかつ高速な画像サーバー(PACS)とネットワーク型の画像処理装置を設置することにより、3D画像をはじめ全てのCT検査画像を保存し参照することが可能となっています。

画像サーバー
SYNAPSE (富士フィルム社製)
画像処理装置(ワークステーション)
SYNAPSE VINCENT (富士フィルム社製)
ZIOSTATION (ザイオソフト社製)

1回の息止めで、広範囲の撮影ができ、あらゆる角度からの観察ができる。

  • 胸部から骨盤のMPR画像
    胸部から骨盤のMPR画像1
  • 胸部から骨盤のMPR画像
    胸部から骨盤のMPR画像2

より細かい画像を作成することで肺の末梢まで観察することができる。

  • 胸部 肺野の画像
    胸部 肺野の画像1
  • 胸部 肺野の画像
    胸部 肺野の画像2

レントゲン検査では得られない立体画像が得られる

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            顔面骨折の画像

必要な画像を加工することで、手術時の支援画像となります。

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脳腫瘍

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肝臓 手術前のシミュレーション画像

動き続ける心臓を鮮明に撮影することができます。

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心臓の冠動脈画像

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