産科
Q1.妊娠中の診察などについて
- 診察
- 分娩予定日が決定する妊娠9週ころまでは婦人科外来で拝見させていただきます。
以降の妊婦健診を行う際には産科外来で拝見させていただきます。
※産科外来と婦人科外来は同じ産婦人科外来内にありますが、診察室の位置が異なります。
婦人科外来診察室 第0~4診察室
産科外来診察室 第5、6診 - 妊婦健診
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- 妊娠23週ころまで 4週間間隔
- 妊娠24週ころから 2週間間隔
- 妊娠36週ころから 1週間間隔
がだいたいの目安になります。
※病状により間隔が異なる場合があります。
検査項目…血圧測定、尿検査(尿糖・尿たんぱく)、体重測定、腹部計測、胎児超音波検査 等超音波検査は数回のみが助成対象になります。当科ではそれ以外の時期にも超音波検査を行っていますが、それによるご本人の負担はありません。
※妊婦健康診査受診票使用の変更について…
平成22年4月1日から当科で使用できる妊婦健康診査受診表は、千葉県と茨城県のもののみとさせて頂きます。
その他の地域の方は各市町村で払い戻し制度の有無などお問い合わせ下さい。- 妊娠初期から妊娠後期迄お母さんと赤ちゃんの状態を把握していきます。
健康診査を定期的に受けていただき赤ちゃんの成長をご確認頂けます。 -

男性医師
女性医師
- 当院の母子保健テキストにのっとり妊娠中の経過や今後のスケジュール、日常生活について助産師が個別でお話しさせていただきます。
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- 助産外来
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- ゆったり語らう助産外来!胎内の赤ちゃんの様子をママと一緒に見ています。
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- 胎児心拍モニタリング(NST)検査
- お腹の張りと赤ちゃんの健康チェックをしています。
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基礎疾患や合併症をお持ちの方は内科、神経科、脳神経外科などと併診しながら診察していきます。
☆なお、糖尿病外来・喘息外来に関して他医療機関に受診している方も他医療機関に受診している方は、妊娠中の管理として、当院専門外来に変更し、診療を受けていただくことも可能で、妊娠から分娩、産褥期間を通し管理させていただきます。
Q2.母親教室のご案内
赤ちゃんの誕生は素晴らしい感動をもたらします。元気な赤ちゃんを産むためには、妊娠中の正しい知識が大切です。喜ばしい新しい家族の誕生を迎えるために積極的に参加して下さい。
母親教室の内容は、妊娠後半期の身体面・精神面の注意事項と分娩に向けた準備や心構えについて説明します。
また、YouTubeでは妊娠中の栄養や異常、骨盤ケア、乳房ケアについて、その他、分娩に向けた準備、育児についても説明しています。
○ 当院で健診されている方が受講の対象です。
○ 予約は妊婦健診受診の際に行うことができます。外来受診時にご確認ください。
※上記の教室は定期的に開催をしていますが、月によって開催日が変更になる場合があります。
Q3.里帰り分娩を希望される方
初回受診の時には、紹介状をお持ち下さい。診療がスムーズになり、余分な検査を行う必要が無くなり、お支払いが若干少なくなる可能性があります。
1.妊娠34週ごろには里帰りをし、当院での妊婦健診をお受けください。
なお、その際にも、先に受診されていた病院での最終的な健診内容や検査データが記載された紹介状をご持参いただけますようお願いいたします。
2.ただし、一部特殊な場合があります。
当院では手術予約が2か月以上先まで埋まってしまうことも多く、早めに手術日を相談させていただくことにしています。
そのため、今回の分娩方法が帝王切開となる可能性が高い場合(前回帝王切開、骨盤位、前置胎盤など)は、妊娠30週ごろまでに受診し、ご相談ください。
また、ふだん妊婦健診を受けている病院・診療所で、早産になりやすい等早めの里帰りを勧められた場合は、その勧めに従ってください。
Q4.妊婦健診および分娩に関すること
外来に関するご質問
Q.外来の受付時間を教えてください。
通常の外来再診の受付は朝6時30分から11時までとなっています。
ただし、外来の状況によっては午後外来を設定しており、受付時間が異なります。外来診察の終了時にお渡しする再診予約票に午後外来である旨とその際の受付時間を記載させていただいておりますので、ご確認ください。
Q.妊娠検査薬が陽性でした。いつごろ産婦人科を受診したらいいですか?
妊娠検査薬が陽性となって時点で、可能な限り早い時期に受診をしていただけるよう、お願いいたします。
里帰り分娩(帰省分娩)に関するご質問
Q.里帰り分娩(帰省分娩)を考えていますが、どのようにすればいいのでしょうか?
現在通院中の施設で分娩予定日が決まった時点で、分娩のご予約を電話でお受けいたしております。外来診療日にお電話をください。
・お電話 0479-63-8111 (病院代表)
交換手へ産科外来(内線1300)につなぐようお伝えください。
産科外来事務が応対させていただきますので、分娩予約をしたい旨お伝えください。
Q.実際には、いつごろまでにそちらに受診をすればいいですか?
原則として34週ころまでには、ご実家に帰られて、当院での妊婦健診を開始していただければと思います。ただし、先方の病院・医院で「帝王切開での分娩」を奨められたりした場合には、34週以降で受診をされても対応できない場合がありますので、可能なかぎり早い時期での受診をお願いいたします。
※なお、あらかじめ受診前にお電話をいただけると助かります。
分娩方法に関するご質問
Q.前回帝王切開だったのですが 今回は経腟分娩できますか?
現在、以前の分娩が帝王切開であった場合、今回の分娩方法も原則として帝王切開とさせていただいております(2021年4月より)。
既往帝王切開後の経腟分娩でもっとも怖いのは子宮破裂です。一度発症すると母児ともに生命にかかわる問題が発生します。
子宮破裂の予知は非常に難しいため、陣痛が起きる前に帝王切開を行なうようにしています。
以前、当院で帝王切開を行なった際に、次回の妊娠では経腟分娩が可能である旨の説明をうけた方がいらっしゃるかと思いますが、2021年4月より上記方針となりましたので、ご了解ください。
※帝王切開そのものも危険性はゼロではありません。常に危険性を天秤にかけて検討することが必要です。
入院に関する内容
Q.個室に種類があるようですが、具体的に違いを教えてください
通常の個室と特別室があります。個室はシャワー付きとシャワー無しの2種類に分かれます。また、個室の広さも2種類に分かれます。
あらかじめ入院されている方の状況により、ご希望の個室内容に添えない場合がありますので、ご了承ください。
分娩に関する内容
Q.立ち会い分娩はできますか?
できます。ご夫婦で一緒に赤ちゃんを迎えることで喜びもひとしおになると思います。
なお、ご主人が分娩に立ち会うには、ご主人も妊娠・分娩を理解していただくことが重要だと考えています。当院ではご夫婦で母親・両親学級に参加していただくことをお勧めしております。
Q.立ち会い分娩は夫しかできませんか?
現在 分娩の立ち会いはご主人のみとさせていただいております。ご了承ください。
Q.分娩費用はどのくらいですか?
分娩料は分娩をされた時間帯によって設定が異なりますが、15~20万の間とお考えください。実際の分娩前後の入院費用は、その分娩費用に加え、入院管理料、新生児管理料、食事、個室料、その他が含まれます。
概算として6日間の入院で57~64万円程度になりますが、破水の有無や分娩の状況、処置、検査の内容、入院日数で多少異なりますので、ご了承ください。
なお、入院費用でお困りの方は、病棟窓口および医療連携福祉相談室にてご相談させていただいております。
Q.無痛分娩は行っていますか?
原則として行っていません。ただし、無痛分娩を行うことで分娩時の異常発現を予防できる病態の方がいらっしゃるので、そのような医学的適応のある場合は行っています。
Q.赤ちゃんの聴力検査を行っていると聞きました。いつ申し込めばいいですか?
出産が無事終わった時点で、お申込みいただければ、検査をご希望の方は受けられます。なお、赤ちゃんが退院した後は、産科での検査はお受けしておりません。ご了承ください。






