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神経精神科日誌

2022年6月20日 院内DPAT研修を実施しました。

 DPATとは災害派遣精神医療チーム(Disaster Psychiatric Assistance Team)のことで自然災害などの大規模災害等の後、被災地域に入り、精神科医療及び精神保健活動の支援を行います。被災地での精神科医療の提供、被災地での精神保健活動への専門的支援、被災した医療機関への専門的支援(患者避難への支援を含む)、支援者(地域の医療従事者、救急隊員、自治体職員等)への専門的支援等が主な活動になります。

当院では千葉県主催の千葉DPAT研修に当院職員合計15名が参加し、平成28年の熊本地震の際にDPATとして初めて出動した経験があります。 当院でDPATの派遣体制はまだ未整備なところも多く令和3年度から院内DPAT体制整備委員会を定期的に開催し整備を進めているところです。今回は、初めて院内隊員研修で災害時記録訓練を実施し隊員6名が参加しました。知識、技術ともに未熟であることは自覚しておりますが、千里の道も一歩からの気持ちで災害医療の道を進んでいきたいと思います。 研修会の様子.jpg研修会のメンバー.jpg

2022.06.21公開