千葉県高次脳機能障害支援拠点機関
令和7年11月27日 高次脳機能障害支援研修会開催報告
令和7年11月27日に開催された、高次脳機能障害支援研修会についてご報告致します。
令和7年11月27日、しおさいホールにて高次脳機能障害支援研修会を開催しました。
今回は当院言語聴覚士の宮内法子を講師とし、「高次脳機能障害のある方の思いを理解するコミュニケーションの工夫」について企画・開催しました。
平日午後の開催で約30名の方にご参加頂きました。
参加者は医療・介護・福祉・就労といった職種の方々が参加されました。
研修会前半は宮内法子より講義を行い、研修会後半はグループワークにて、関わりの中での困りごとや対応方法についてグループワーク形式で検討しました。
参加者においては初見の方もいらっしゃいましたが、交流を深めていく事で少しずつ打ち解けていくことができました。
研修会修了後のアンケートでは、高次脳機能障害について情報が少ない介護・福祉の関係者から、「実際の事例を知って、対応方法が想像しやすかった」、「支援者同士で話し合う機会がなかなか無いので、様々な事例を共有できてよかった」という声を頂きました。
今回参加頂いた方々の意見・要望も参考にしながら、次年度も引き続き普及啓発に係る研修事業を実施して行きたいと考えております。


2025.12.04公開