病院完成への道 ―我が病院のあゆみとめざすもの―
総合病院国保旭中央病院
病院の歴史
地域住民の健康を自らの手で守り、国の皆保険制度実現に協力するため、旭町外8ヶ町村(現旭市)は昭和28年3月1日、国保旭中央病院を開院した。
開院当時は、病床数113床(一般35/結核78)、診療科目4科(内科/外科/産婦人科/小児科)、全職員45名、内医師8名、敷地面積6,600u、建物面積2,375uであった。
以後、増改築工事を重ね、近年では平成5年9月、各病棟・外来棟の大改造、平成8年11月、救命救急センター増築、平成11年3月、1号館(1〜4F外来棟/5〜7F病棟/屋上庭園)完成、11月、基幹災害医療研修センター(1F資料館/2〜4F診療録管理室/5F災害医療研修施設)完成、平成14年3月、附属飯岡診療所移転新築、平成16年10月、PET画像診断センターの新築を行ってきた。
こうした拡張の結果、@患者動線悪化 A老朽建物の増加 B耐震性の確保の問題 が生じ、新本館の建設を含む再整備事業(平成18〜24年)に着手した。平成21年12月には、放射線科治療棟がオープンした。平成23年3月に、地上12階建ての免震構造による待望の新本館が完成した。平成23年4月には、地域医療再生計画に基づき、地域医療支援センターが開設された。現在の病棟数は989床、全職員1,937名、内医師244名(臨時職員を含む)・看護師848名、敷地面積172,402u、建物延床面積181,715uとなっている。
診療科目・36科
- 内科
- 消化器内科
- 循環器内科
- 呼吸器内科
- 神経内科
- 腎臓内科
- 血液内科
- 糖尿病代謝内科
- 化学療法内科
- 感染症内科
- 小児科
- 新生児内科
- 外科
- 心臓血管外科
- 脳神経外科
- 整形外科
- リハビリテーション科
- 産婦人科
- 泌尿器科
- 皮膚科
- 耳鼻咽喉科
- 眼科
- 形成外科
- 麻酔科
- 神経精神科
- 人工透析内科
- 消化器内視鏡内科
- 救急科
- 歯科
- 歯科口腔外科
- 緩和ケア内科
- 放射線科
- 臨床検査科
- 病理診断科
- リウマチ科
- アレルギー科
病床数/患者数 平成24年3月現在
| 病床数 989床 |
一般 763床 |
ICU(新生児特定集中治療室管理施設) |
9床 |
| 小児入院医療管理病棟(2) |
45床 |
| 救命救急センター(救命救急入院施設) |
30床 |
| 特定集中治療室 |
4床 |
| 緩和ケア病棟 |
20床 |
| 精神 220床 |
精神科急性期治療病棟(1) |
60床 |
| 精神療養病棟 |
28床 |
| 感染 6床 |
|
|
| |
外来 |
入院 |
| 一日平均患者数 ※外来患者数には日帰りドック8名含む |
3,035名 |
777名 |
| 一ケ月新患者数 ※入院患者数には宿泊ドック181名含む |
12,256名 |
1,599名 |
| |
一般 |
精神 |
感染 |
全科 |
| 平均在院日数 |
12.6日 |
84.9日 |
0日 |
13.7日 |
| (特定入院除く) |
11.4日 |
124.0日 |
0日 |
12.2日 |
| 病床利用率 |
92.9% |
84.7% |
0% |
91.5% |
入院基本料(一般病棟:7対1/精神病棟:15対1)
診療圏
千葉県東部及び茨城県鹿島地区を含む東南部の12市8町。 診療圏人口 約100万人。
地理的環境
千葉県東部(東総地区)にあり、上記12市8町は病院を中心に半径30km以内に入る。
病院は東京駅より特急又は高速バスで約1時間半、千葉駅からは特急で1時間。総武本線旭駅より1,500m、病院正面玄関前に千葉交通バス・各市町のコミュニティバス・病院シャトルバス(旭駅と病院間に1日17往復の専用無料バス)の停留所がある。
病院の特徴
- 専門医・認定医の教育病院、施設認定等
- 内科学会
- 消化器病学会
- 呼吸器学会
- 外科学会
- 消化器外科学会
- 胸部外科学会
- 整形外科学会
- 形成外科学会
- 脳神経外科学会
- 産科婦人科学会
- 小児科学会
- 泌尿器科学会
- 眼科学会
- 耳鼻咽喉科学会
- 皮膚科学会
- 麻酔学会
- 歯科麻酔学会
- ペインクリニック学会
- 病理学会(Aランク)
- 救急医学会
- 医学放射線学会
- 透析医学会
- 腎臓学会
- 循環器学会
- 口腔外科学会
- 神経学会
- 精神神経学会
- 日本核医学会
- 集中治療医学会
- 臨床細胞学会
- 内分泌学会
- 糖尿病学会
- 消化器内視鏡学会
- 周産期・新生児医学会
- アレルギー学会
- リウマチ学会
- 静脈経腸栄養学会
- 婦人科腫瘍学会
- 心血管インターベンション学会
- 緩和医療学会
- 日本医療機能評価機構認定:Ver.5・救急・緩和ケア(認定第GB24-3号)
- 厚生労働省臨床研修指定・協力病院(医科/歯科)
- 母体保護法指定医師研修機関
- 外国医師・歯科医師の臨床修練指定病院
- 透析療法従事職員研修実習指定施設
- エイズ治療拠点病院
- 小児救急医療拠点病院
- 基幹災害医療センター
- 地域難病支援病院
- 地域周産期母子医療センター
- 二次保健医療圏肝疾患専門医療機関
- 地域がん診療拠点病院
- 老人性認知症センター
- 精神科指定病院(措置入院・応急入院)
- 日本病院会優良二日ドック施設
- 精神科指定通院医療機関
- 精神科救急医療機関(基幹病院・輪番病院)
- 地域リハビリテーション支援センター
- 千葉県特定不妊治療実施医療機関
- 精神科救急医療施設
- 精神科作業療法・脳血管,運動器,呼吸器,心大血管疾患リハビリテーション(T)
- 精神科応急入院
- マンモグラフィ検診施設
- 高エネルギー放射線療法
- 重症者等療養環境特別加算
- 体外受精
- 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術
- 補助人工心臓
- 高度難聴指導
- 薬剤管理指導
- 診療録管理体制
- ポジトロン断層撮影
医師の生涯教育研修の場として地域医療研修センター、研修医の為の研修医センターを持ち、医学・病院関係の資料を多数展示する医学資料館を有する。
- この59年間、当院で研修し、東大・千葉大・医歯大・筑波大・自治医大等の教授になった方や、病院長になった方も多数輩出している。
- 中央手術室は平成23年5月より15室に増室(〜4月までは12室)。手術室内での手術件数は、年間8,232件。
- 看護基準は一般「7対1」、精神「15対1」を取得している。
- 大部屋の病室でも全て1床当り8u以上ありアメニティーのよいこと。
- 臨床と病理の照合、結びつきを重視している。
| 平成19年度 |
206体 |
18.9% |
| 平成20年度 |
233体 |
20.1% |
| 平成21年度 |
198体 |
17.1% |
| 平成22年度 |
188体 |
15.3% |
| 平成23年度 |
180体 |
15.1% |
- 医師については学閥がない。多数の国立・公私立大学より人材を得ている。
- 一次〜三次の救急患者(平成23年度59,905名/即時入院月平均526名/内開業医等よりの紹介依頼2,634名)に対して、常時24時間応需の救命救急センター(Aランク)を持ち、敷地内にヘリポートあり。
- 敷地が広い(172,402m2)、拡張の余地あり。
- 駐車場が広い、外来者用1,165台(身体障害者用19台含む)。
- 患者様からの贈り物、お礼を戴かない。
- 併設施設
- 看護専門学校(3年制180名)
- 養護・特別養護老人ホーム(各50名収容)
- ケアハウス(40名収容)
- 介護老人保健施設(100名収容)
- 周産期医療センター
- 循環器センター
- PET画像診断センター
- 健康管理センター
- 附属飯岡診療所
- 訪問看護ステーション
- 院内病弱小・中学級をもつ。
- 全医師が病院の敷地内又は近接地に居住。医師253名、看護師306名、看護学生120名収容の宿舎あり。
- 地方公営企業法を全部適用し、事業管理者を設置している。
- 労働組合はないが労使協調している。
医療に対するビジョン
初代 諸橋芳夫 病院長が掲げた以下のような目標を私共職員一同は今後も継承してゆきます。
- 経済性と公共性を供に発揮し、医学的にも経済的にも社会的にも適正な、云わばその地域での模範的包括医療をする。
- 病を治すのではなく、病人を癒す。温かさ、思いやりの心が必要。
- 医学的に正しく、早く、安く、親切に治療する。
- 病気は治って喜ばれ、不幸にして亡くなってもそのご家族によい病院を選んだと感謝される病院、更に死後剖検をさせて頂き死因を究明し、医学医術の進歩に寄与し、医師の反省、研修の糧にさせて頂く。また、ご家族に死因を正しくお伝えし満足して頂く事のできる病院でありたい。 ―医師及び看護師を始めとする全職員と患者様側との信頼関係が良くてはじめて可能―
- 国内、国際学会に参加し、論文の発表に努める。
- 日進月歩の医学を身につけ、医の倫理の高揚に努める。
- 医師を始めとする病院職員は患者様の為、国民の為にあるのであって病院及び職員の為に患者様があるのではない。
- 医師を始めとする病院職員は健康な人を一層健康にし、病気の早期発見に努め、病気又は怪我の人を一日も早く治し社会復帰させてあげることに生き甲斐を感ずる。
- 公的医療機関は民間の医療機関の対応できない高度・不採算医療、土日祭日、年末年始を含め24時間無休の救急医療等を受け持つ事は当然。
- 経営主体は違っても全ての医療機関と協力し、患者様を中心に有機的に結びつくよう病診・病々連携に力を入れる。
- 病院の医療評価を高めるよう、また安全管理に努め地域住民に信頼される病院になるよう全職員が努力する。
- 地域の方々より選ばれ、且つ職員の働き甲斐のある病院とする。
- 日本の移植医療の発展に積極的に寄与する。
平成24年4月1日現在