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臨床病理科(当科の特色)

当科について

臨床病理科は、形態学を通した疾病診断を専らとします。

2008年4月から「病理診断科」が標榜科入りを果たしました。当科では、それ以前から臨床科の一員としての矜持を持ち、患者さんの治療方針の決定に携わって参りました。日本においては、我々病理医が直接患者さんの面前に立つ事は殆どありません。しかしながら、主治医の後ろには、特殊な技能を持つ私達が、いつも皆様の疾病に目を光らせているのです。

私たちは地域基幹病院としての使命を果たすため、また日進月歩の医学に対応する数々のニーズに応えるべく常にサービスの向上を心掛けています。

概要

当院臨床病理科は常勤医師3名、非常勤医師16名、臨床検査技師10名、2級病理技術士1名、電子顕微鏡一般技術者1名、事務職員2名で構成されています。
日本病理学会A級認定施設として活動し、当院が高機能病院として活動する一翼を担い、また厚生省指定臨床研修病院として、或いは各科認定教育施設としての責務を果すのに貢献しています。

組織診断

臨床病理科の最も基本的な業務です。
身体の一部をごく少量採取し、光学顕微鏡を使ってその詳細を検討することで、病気について形態学的診断を行います。
こうした検索によって得られた診断は、治療の方針決定に大きな役割を果たします。
また、手術で摘出された臓器を検査し、手術後の方針などを考える上で有益な情報を提供しています。
当院臨床病理科では、このような組織診断を2011年には10,779件行っています。
この検査の特殊なものとして、術中迅速診断があります。
これは、手術中に、数分程度で形態診断を下し、術式の決定をする為に行われます。
2011年は351件行っています。

細胞診断

身体の細胞を採取して、それに対し形態学的な診断をする検査です。
生検組織診断に比べて、容易に検体の採取ができる利点があります。
2011年には17,803件行われました。
この検査には特殊な訓練の後に得られる資格(細胞検査士)を持った検査技師を要し、当科7名の検査技師が取得しています。

病理解剖

不幸にして、お亡くなりになられた患者さんについて、その最後の診断として、病理解剖を行っています。
これにより、診断治療の適不適を振り返り、また新たな情報を得ることによって、今後の診断および治療の更なる向上に役立ててまいります。
当院では、毎年200件前後(2008年 242件、2009年 200件、2010年 179件、2011年 194件)の病理解剖を行っており、この数年国内随一の件数を誇っております。

カンファレンス

臨床病理科では、臨床各科と定期的にカンファレンスを行っています。
以下に、臨床病理科が行っている全7種類のカンファレンスをご紹介致します。

CPC (年4回)

地元医師会と合同開催しています。
全剖検症例の中で、貴重な症例を毎回1-2例選出し、検討しています。
大学、他病院から専門の先生をお招きして、討論にご参加いただいています。
2006年度には通算200回目をむかえました。

研修医向け剖検カンファレンス (毎月第四金曜日)

主に研修医を対象として、毎月2例の剖検例について検討を行っています。
研修医が担当した症例、もしくは教育的症例を中心にカンファレンスを行っています。
初期研修に必須であるCPC report作成の指導が行われます。

呼吸器カンファレンス (毎週木曜日)

呼吸器内科、呼吸器外科の医師と、術前術後の症例についてカンファレンスを行っています。
毎回術前2-3例、術後2-3例を検討しています。

皮膚カンファレンス (毎月第三金曜日)

皮膚科の医師と、皮膚生検例についてカンファレンスを行っています。
毎回4例前後を検討しています。

腎臓カンファレンス (毎月第二火曜日)

腎臓内科の医師と腎生検全例についてカンファレンスを行っています。
毎回4例程度を検討しています。

脳腫瘍カンファレンス (毎月第二金曜日)

脳外科の医師と脳腫瘍手術例についてカンファレンスを行っています。
毎回4例前後を検討しています。

お知らせ

臨床病理科では、研修医および常勤病理医を随時募集しています。
詳細については、当院総務課或いは当科まで直接ご連絡下さい。

連絡先

総合病院国保旭中央病院 臨床病理科

千葉県旭市イの1326番地
電話:0479-63-8111(代)