今回の設定は、『慢性期疾患患者の生活習慣変更と生活行動の変更が必要な患者への対応を理解する』です。
学生の感想
・患者様の言葉や表情から、口に出せない気持ちを考えながらコミュニケーションを取っていくのはとても難しかった。その患者様の疾患をみるだけでなく、周りの環境のことも一緒に考えていくことが大切だと分かった。
・不安がある患者様には、不安を取り除くことが先で、不安がなくならないと疾患に関する話はしてはいけないと思いました。話を切り出すタイミングが大切だと思いました。前回の患者様との関わりを今回に繋げて話すことで、患者様との信頼関係ができるのだと思いました。
・ただ「頑張りましょうね」とか「心配ですよね」とか、そんなことばかりを並べても、本当に患者様のためにならないんだなと思いました。指導をするにしても、患者様が受け入れられる段階になるまで、無理に指導の話をしてもいけないこともわかりました。
・患者様の気持ちを考え、患者様が悩みを打ち明けやすいような声かけをする。(学生からの一方的な指導ではダメ。)
教員の感想
昨年より、この授業を担当してみて、年々相手の気持ちを考えることが苦手になっているように感じます。少しでも、相手を思いやる声かけができてほしいと希望を持ちつつ取り組んでいます。
(K)