地方独立行政法人総合病院国保旭中央病院

医療連携福祉相談室

• 基本理念
• スタッフ紹介
• 相談係
• 連携係
• 紹介患者係

基本理念

地域包括ケアを含めた地域完結型医療の構築を目指し、患者さんの療養生活を３係（相談・連携・紹介患者）がサポートします。

スタッフ紹介

室長：紫村治久　副院長
相談係：医療ソーシャルワーカー（社会福祉士）13名
連携係：事務7名
紹介患者係：事務4名・看護師1名

相談係

相談係では、ソーシャルワーカー（社会福祉士）が外来通院・入院中の患者さん、ご家族の抱える心理的・社会的なご相談をお受けしています。急性期の治療を終えた後の療養先の相談(リハビリ目的、療養目的の転院など)、介護に関する相談、医療費のお支払いについての相談などをお受けすることが多くあります。

また最近は、家族問題調整の相談件数も増えており、院内多職種で家族支援チームを結成し、関係機関と連携を図りながら、周産期の虐待予防を含めた支援にも力を入れています。

併せて、当室は、がん相談支援センター・香取海匝地域難病相談支援センター・香取海匝地域認知症疾患医療センターの指定を受けており、各種疾患に対する福祉制度などのご相談もお受けしています。

医療福祉並びに社会保障制度に関する相談業務

病気によって生じる経済的、心理的、社会的問題のご相談を、ソーシャルワーカー（社会福祉士）がお受けしています。

1．経済面でのご相談

「急な入院のため、入院費の支払いに困っている」

「長期的な治療が必要なので、何か利用できる制度はないか」

福祉制度、医療保険、労災保険などの制度の紹介を行い、利用に向けて調整を行います。

2．退院後のご相談

「他の病院や施設などの療養先を探しているが、どうしたらよいか」

「自宅での療養を続けたいが、家族だけで介護できるか不安だ」

施設入所や転院を希望される方に、施設や病院をご紹介し、連絡・調整を図ります。また自宅での療養を希望される方に、介護保険制度や障がい者福祉サービス等のご紹介を行い、退院調整看護師とも連携しながら、退院後も自宅で安心して暮らせるように調整いたします。

3．療養中の心理的・社会的問題のご相談

「どこに相談したらよいのかわからない」

「生活上の不安があり、心配で治療に専念できない」

「療養にあたり、家庭、復学、復職について心配がある」

このような療養上の心配事や不安に対して、まずお話を伺い、問題点を一緒に整理します。院内スタッフ、関係機関等と連携し、解決へのお手伝いをいたします。また他にも、家族関係に関するご相談も受けています。

連携係

　連携係は、地域の医療機関との窓口として紹介患者さんの受診案内、転院受け入れ調整を行っております。また、登録医制度や検査機器共同利用予約システムを活用し「かかりつけ医」との紹介・逆紹介の循環を円滑に推進できるよう訪問活動を行っております。
　更に、紹介患者情報を集約するとともに、当院にご紹介いただいた患者さんの診療経過が速やかに報告されるよう管理を行っております。
　地域の医療機関の機能調査と、当院の情報を地域へ提供し、医師同士の交流を目的に開催している「地域医療者（医師）懇談会」の事務局や地域連携クリニカルパスの運営に関わりながら、院内多職種と協同し業務を行っております。
　また、当院へのセカンドオピニオン外来受診についても患者さんが速やかに受診できるように受付窓口となっております。

実績

紹介患者係（紹介患者センター）

紹介患者係は2014年4月に設置した紹介患者センターで、かかりつけ医の必要性、逆紹介後の患者さんの不安を取り除くための分かりやすい説明を親身になって住所・症状等を考慮した上で、的確な医療機関を紹介するための相談受付を行っています。2014年5月からは新たに当院の検査機器等を「カルナコネクト」のシステムにおいて、地域医療機関が共同利用する際の受付窓口にもなっています。

受付時間：月曜日から金曜日　8:30～17:15（土・日、祝日、年末年始を除く）
予約なしでもご相談をお受けします。

当室で対応しているセンター事業の詳細はこちら

当室の実績

当室の実績は病院概要にございます旭中央病院年報の医療連携福祉相談室をご参照ください。