臨床栄養科
基本理念とスローガン
基本理念
私たちは患者さんの立場に立ち、「安全で満足度の高い食事」「正しい栄養、食事の指導」を提供します。
スローガン
「エコロジー」
- 地産地消で安全な食材と環境負担軽減
- 無駄のない食材
- 美味しい食事で残食削減
- 電気・水・資源の節約
- 人と時間、効率の良い仕事
栄養科の概要
スタッフ
科長 坂井厚夫
管理栄養士 8名 栄養士2名 調理師(員)26名 事務3名
委託側職員 36名
食数(1回)
一般食(濃厚流動、調乳含む) 450食
治療食 120食
老健施設 240食
その他外部食 50食
形態
ニュークックチルシステム採用
オール電化厨房
炊飯・一部盛付・洗浄・配膳カート運搬業務委託
フードサービス
酢豚
煮込みハンバーグ
炊き込みあさりごはん
フードサービスは、患者さんへの食事の提供及び当院附属の老健施設への食事の提供が主な業務です。
2011年5月の新本館稼働に伴い新設された厨房において「ニュークックチルシステム」を導入しました。ニュークックチルシステムとは、加熱調理した食材(料理)を短時間で急速冷却しチルド庫で2日間保存。冷たい状態で盛り付けをし提供時間に合わせて再加熱調理するシステムで、「安全でおいしい料理の提供」を可能にします。食品の温度管理を徹底し安全性の向上が図れ、計画生産によるチルド保存により、災害時の食事の確保にも繋がります。
また、事務局・看護局・栄養科スタッフによる「患者食メニュー改善プロジェクト」において、メニューの評価検討及び新メニューの取り入れを行い、より多くの患者さんに満足していただく食事の提供に努めています。
ニュークックチルの仕組み
クッキング(加熱調理)
コールドトレイ
メイク(盛付け)
カートチルド室(再加熱)
メニュー例
ひなまつり(行事食)
マカロニグラタン(常食)
カレーライス(常食)
げんき食(食欲促進食)
クリニカルサービス
個別で行う指導
個別指導(外来・入院)
患者さんの生活スタイルに寄り添い、日々の食事(料理、間食、外食等)のアドバイスを行っています。
【主な栄養相談】
糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、腎臓病、心疾患(高血圧)・その他
※栄養相談を希望される方は、担当医にご相談下さい(予約制)
集団で行う教室
糖尿病外来教室
医師とメディカルスタッフが分かりやすく説明します。
栄養士は、バランスの良い食事の摂り方についてアドバイスしています。
栄養回診(NST回診)
カンファレンス
病室訪問
医師をリーダーとし看護師、薬剤師、検査技師、管理栄養士が、それぞれの立場で、患者さんの栄養状態をよくする為のお手伝いをしています。
予防医学研究センター
健康講座
予防医学研究センター受診(2日ドック)では、生活習慣病の予防の一環として保健栄養指導を実施しています。
教育プログラム
診療技術局「教育ラダー」を基本とし、経験年数や役職に応じ幅広く知識を習得していきます。
地域活動
調理実習
糖尿病患者会(九十九会)
九十九会(つくもかい)は、患者さんの情報交換の場として様々なイベント活動を行っています。
医師・看護師・栄養士・薬剤師も一緒に活動に参加しています。
【活動内容】
糖尿病の集い・調理実習・ウォークラリー・日帰り旅行等
健康づくり出前講座
蛇園区民館
健康で生活していく為の食事の摂り方の講座を行っています。
【内容】
生活習慣病予防の為の食事
高齢者の食事の摂り方
高血圧を予防する食事の摂り方
糖尿病を予防する食事の摂り方
その他
地域のイベント(産業まつり・健康まつり)に参加し、健康づくりを応援しています。
糖尿病や高血圧等の栄養相談も行っています。