基幹総合病院としては全国的に珍しい児童青年ユニットがあり、子どもからお年寄りまで包括的に治療できる体制を整備しています。精神疾患全般について対応し、他科や院外からの依頼が多く、病院全体に合せて24時間救急体制で、千葉県精神科救急システム基幹病院でもあります。
精神科救急入院料病棟(閉鎖)、児童青年精神科ユニットを併設した多目的病棟(開放)があります。精神科デイケア、精神科作業療法施設があり体育館、運動場を持っています。精神保健福祉法の措置入院、応急入院の指定病院です。精神科独自の脳波・心電図室があるほか、CT、MRI、SPECTは放射線科で受けています。その他の画像診断や各種心理検査を日常的に施行しています。
| 初診 | 再診 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| F0(器質症状性) | 109 | 152 | 261 |
| F1(精神作用物質) | 20 | 49 | 69 |
| F2(統合失調症) | 139 | 1,177 | 1,316 |
| F3(気分障害) | 190 | 988 | 1,178 |
| F4(神経症性) | 321 | 1,168 | 1,489 |
| F5(生理・身体的) | 14 | 17 | 31 |
| F6(パーソナリティー) | 4 | 14 | 18 |
| F7(精神遅滞) | 16 | 9 | 25 |
| F8(心理的発達) | 2 | 13 | 15 |
| F9(小児・青年期) | 1 | 10 | 11 |
| G4(てんかん) | 33 | 389 | 422 |
| 合計 | 849 | 3,986 | 4,835 |
| 在院患者数 | % | 新入院件数 | % | |
|---|---|---|---|---|
| F0:症状性・器質性 | 8 | 5.4 | 28 | 11.7 |
| F1:精神作用物質性 | 2 | 1.3 | 10 | 4.2 |
| F2:統合失調症 | 117 | 79.1 | 121 | 50.6 |
| F3:気分(感情)障害 | 16 | 10.8 | 59 | 24.7 |
| F4:神経症性 | 0 | 0 | 8 | 3.3 |
| F5:生理・身体的要因 | 0 | 0 | 4 | 1.7 |
| F6:人格障害 | 2 | 1.3 | 5 | 2.1 |
| F7:知的障害 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| F8:心理的発達障害 | 2 | 1.3 | 2 | 0.8 |
| F9:小児・青年期障害 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| G4:てんかん | 0 | 0 | 1 | 0.4 |
| その他 | 1 | 0.7 | 1 | 0.4 |
| 合計 | 148 | 100 | 239 | 100 |
| 在院患者数 | % | 新入院件数 | % | |
|---|---|---|---|---|
| 任意入院 | 64 | 43.2 | 92 | 38.5 |
| 医療 保護入院 | 79 | 53.4 | 138 | 57.7 |
| 応急入院 | 0 | 0 | 2 | 0.8 |
| 措置入院 | 5 | 3.3 | 2 | 0.8 |
| 緊急措置入院 | 0 | 0 | 5 | 2.1 |
| その他 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 合計 | 148 | 100 | 239 | 100 |
平均在院日数は169.1日と、多くの総合病院精神科に比較して長く、大きな課題となっていますが、この平均在院日数の計算式には長く在院している方も含まれます。近年になって新入院した方を追跡しますと、入院の1ヶ月後までに約1/3、2ヵ月後までに半数強、3ヵ月後までに約2/3、4ヵ月後までに約3/4の方が退院となっています。
新入院の疾患別では統合失調症等が最多ですが半数未満で、約1/4が躁うつ病等、この両者以外では器質・症状性(痴呆性疾患を含む)、精神作用物質性、神経症、その他がほぼ同数でした。様々な疾患の入院を受け入れていることが分ります。入院に際してはその都度、患者様・御家族との間で治療目標を明らかにしようと努力しています。また、初診と同じように入院の御要望も増加し、対処に窮しているのが実情です。従って、疾病要因以外で当科への在院が長期化する(病状がある程度落ち着いているのに事情によって入院を続ける)ことは、お断りすることになります。
精神科の2009年度の救急(夜間・休日等)受診件数は年間942、うち入院件数が66(7%、年間全入院件数の28%)でした。通常の精神科薬物療法、精神療法、作業療法などのほか、全身麻酔管理下の修正電気けいれん療法(m−ECT)を行なっています。患者様の家族に対する家族教室、各病棟での患者様への服薬教育などの心理教育的活動も、定期的に開催しています。
海匝保健所(健康福祉センター)・銚子児童相談所を始め、千葉県関係の公的な嘱託を受け入れています。また、近隣の精神障害者共同作業所の顧問医、グループホームのバックアップ施設ともなっています。
学術発表では全国自治体病院協議会精神科特別部会研修会、日本精神神経学会、日本精神科病院協会学会、のシンポジウム、日本総合病院精神医学会のフォーラム、カンボジアで開催された国際セミナーや各学会の座長など、多数の依頼を受けています。
初診の受け付けは午前8時〜11時のみで、完全予約制になっています。外来に直接お出でになっても診察日を予約してお帰りいただくことになりますので、ご注意下さい。他の医療機関からの紹介状をお持ちの方は、事前にお申し出下さい。
再診の受け付け時間は月曜日〜金曜日の午前8時〜12時と午後0時30分〜3時です。午前が5〜7外来、午後2〜5外来となっています(外来担当医一覧表をご覧下さい)。
30分〜1時間の枠まで決めた予約制をとっています。お電話で事前に予約することも可能です。
適切な診察時間を確保するための措置ですので、ご協力をお願い致します。
神経精神科・予約受付専用電話:0479−60−2124
(平日の午後3時から午後5時までのみ。相談事はご遠慮下さい。)